FVC05は産業用標準（EIA-170）インターレースカメラ、プログレッシブ２倍速カメラ、高分解能カメラなどのモノクロ映像信号に対応する、アナログ画像入力ボードです。 弊社製画像処理装置ＦＶ２２００-XPe／ＦＶ２３００-XPe／ＦＶ３０1０-XPまたは一般ＰＣ、および弊社製画像処理ライブラリWILおよびFVXとの組み合わせで安定した画像入力と高機能な画像処理を実現します。

ランダムシャッタと倍速入力で 高速移動物体を的確に素早く撮像。

ボードを２枚装着すれば４カメラでの 同時入力が可能。

機能

ＦＶＣ０５は、標準・２倍速・高分解能カメラなどの多彩なカメラからモノクローム・アナログ画像を取り込むための画像入力ボードです。
ランダムトリガ機能の利用、複数台カメラの同期化（同時露光・同時入力）、各ボード間の同期化、画像の連続入力、カメラとのケーブル接続などが簡単に行えます。

特長

■映像入力用コネクタは１２ピン仕様／２チャンネル
１本のカメラケーブルのみで映像信号入力、同期信号出力、ランダムシャッタトリガ信号出力、カメラ電源を供給。

■多彩なカメラが接続可能
標準(EIA-170)インターレースカメラ、プログレッシブスキャン（標準速／倍速）カメラ、高分解能カメラが接続可能。

■２種類のランダムシャッタトリガ方法
ランダムシャッタトリガは、ソフトウェアの任意タイミングで行う方法と、外部信号のタイミングに従って行う方法が選択可。（標準カメラではランダムシャッタトリガは利用不可）

■複数ボードでのマルチカメラ同時入力が可能
ボードを２枚挿して、４カメラでのランダムシャッタ映像同時入力も可能。 ただし、カメラは原則的に同機種のプログレッシブスキャンカメラ（非高分解能）であること。

■２値化機能を搭載
ボードは２値化機能を搭載しており、グレイ画像と2値化画像の両方をメインメモリに入力することが可能。

■連続取り込みが可能
連続取り込みをサポート。16MBのSDRAMを搭載し、入力画像はSDRAMにバッファリングしながらDMA転送。

■露光期間出力
ランダムトリガ動作時、トリガ出力と同タイミングで出力する露光期間出力端子を用意。カメラ露光中にストロボ発光も可能。

対応カメラ

FVC05「カメラ電源供給ケーブル」について

　画像入力ボードFVC05にはペリフェラル電源コネクタタイプの「カメラ電源供給ケーブル」が添付されております。しかし、パソコン電源側のコネクタにSATAタイプのコネクタが採用されている場合がございます。そのようなパソコンにFVC05を装着する場合、SATAタイプの変換ケーブルが必要になります(下図参照)。
　以下に、SATAタイプの変換ケーブルをご紹介いたしますので、お客様でご用意いただきますようお願いいたします。


S2-1501A（ainex 製）
http://www.ainex.jp/products/s2-1500.htm

TK-PWSATA4-01（サンワサプライ製）
http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=TK-PWSATA4-01