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AltiVecテクノロジ、Motorola PowerPC搭載ビジョンプロセッサボード
■ Genesis-Plus (Matrox)



Genesis-Plus外観



【特 長】

フルサイズのPCIボード
1つ、又は2つのプロセッシング・ノード
以下は、プロセッシング・ノードの構成です。
G4 プロセッサ(MPC7400/MPC7410 )32bit スーパースケーラ RISC
Matrox 近傍演算アクセラレータ(NOA )
Matrox ビデオインターフェースASIC (VIA )
400-500 MHz のコアスピード
2 MB の外部 L2 キャッシュ
128 または256MB SDRAM メモリ
メインメモリーへは64-bit,100-133MHz MPX バスインターフェース速度
VMChannel 及びGrab Port 二次バスインターフェース



【概 要】

Odysseyの心臓部PowerPC
Odyssey では画像処理をつかさどる心臓部にあたるCPU にMotorola 社製G4 PowerPC を採用している。Odyssey Xpro では MPC7455(1GHz)を、Odyssey XCL ではMPC7445(600MHz)を搭載した。G4 PowerPC は32bit スーパースケーラーRISC とAltiVecTM テクノロジの128bit ベクトル演算ユニットを備えている。256KB の内部L2 キャッシュと2 MB のL3 キャッシュ(Odyssey Xpro のみ搭載)によりプロセッサ能力を存分に引き出している。64bit MPX バスによりメインメモリへの効率的なアクセスが可能であり、理論値に近い1GB/sec の高速バンド幅を維持できる。
AltiVecTM テクノロジはビデオや画像処理のようなコンピュータ資源をより多く必要とするアプリケーションのために特別に設計されたものである。AltiVecTM テクノロジはベクトルデータのための高速並列処理エンジンからなる。処理のためにSIMD (single instruction, multiple data)モデルを使用し、同時に1 サイクルあたり16pixel まで処理可能である。1GHz で動作した場合、最高処理性能は1 秒あたり16 億回の8bit乗算(MAC)演算又は8 億回の32bit 浮動小数点演算となる。さらにAltiVecTM テクノロジはG4内のほかの処理と同時実行可能である。
ビジョンプロセッサーに更なるパワーを
これまで種々の賞を受賞してきたビジョンプロセッサーボードのMatrox Genesis に新しい仲間が増えました。Motorola のG4 PowerPCiを搭載したMatrox GenesisPlusです。
さらなる演算能力とメモリバンド幅が加わり、Matrox GenesisPlus は半導体分野におけるウエハ検査、表面検査、デジタルX 線などの処理能力を最も要求する画像処理アプリケーションに最適です。既存のリアルタイム画像入力・処理・表示を伴うMatrox Genesis 画像処理システムを簡単に機能アップしたり、最強の独立した処理ボードとしてもお使いいただけます。
将来が保証されているMotorola G4 PowerPCマイクロプロセッサ
この新しいMatrox Genesis 処理ボードの基幹部品はG4 です。これは汎用CPU とDSP の最高の機能が結合したものであり、同一クロックレートでは最高性能を誇っています。G4 はMotorola のマイグレーションパスで全てのコードの互換性を保ったまま性能向上が保証されています。
G4 は強力な32bit スーパースケーラRISC とAltiVec テクノロジの128bit ベクトル処理ユニットからなります。G4 は2MB の外部L2 キャッシュiiと結合して最大処理能力の持続できるようになっています。64bitMPX バスにより理論上の最高性能に近いバンド幅を維持したままメインメモリにアクセスできるようになっています。
Motorola AltiVec テクノロジ
PowerPC プロセッサの性能を拡張するためにAltiVec テクノロジが画像処理のような強力な計算能力を必要とするアプリケーションのために設計されています。このテクノロジはベクトルデータのための高性能パラレル処理エンジンで出来ています。 処理は、同時に1 サイクルあたり最高16 ピクセルまで並行に、16SIMD (単一命令、複数データ)モデルを使用します。400MHz で動作時にピーク処理能力として1 秒あたり6400MMACiiiまたは3200MFLOPivを実現します。さらにAltiVec テクノロジはG4 に含まれるほかの実行ユニットと同時に演算を実行します。
Matrox 近傍演算アクセラレータ(NOA)
G4 とあわせて動作するものとしてMatrox が設計したNOA があります。Matrox NOA はコンボリューションや2 値及びグレースケールのモフォロジー演算を含む近傍演算を高速化するために使用されます。画像の圧縮/伸長は統合化されたロスレスJPEG コーデックが行います。Matrox NOA は50MHz で動作する一列の32 個のMAC(演算器)からなり、最高6.4BOPvの性能を発揮します。
スケーラブルなアーキテクチャ
Matrox GenesisPlus はオリジナルのMatrox Genesis ファミリで初めて実現されたのと同じスケーラブルなアーキテクチャを誇ります。システムにプロセッシングノードを追加することにより、演算能力を増強するだけでなく、メモリのバンド幅も増加します。最高12 個のG4 とNOA からなる処理ノードが一つのシステムで使用できます。Matrox が設計したビデオインターフェースASIC (VIA )により実現される専用のVMChannelとGrab Port リンクはホストのPCIバスを画像処理のデータ通信から開放します。さらにMatrox VIA はデータ通信負荷を下げ、G4 とNOA を画像処理に専念させます。

iG4 はMotorola MPC7400 またはMPC7410 PowerPC プロセッサを意味します。
ii初期Matrox GenesisPlus ボードではL2 キャッシュは1MB となります。
iii1 秒あたり640 億回の8bit 積和演算
iv1 秒あたり320 億回の32bit 浮動小数点演算
v1 秒あたり640 億回の演算


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