詳細検査と測定用独立型の頑丈な超高解像度スマートカメラ
In-Sight 9000 は、独立型の頑丈で超高解像度のビジョンシステムです。非常に詳細な画像を取得して処理する能力を持つ In-Sight 9000 は、対象から離れた箇所に取り付けられている場合でも、広範囲で高精度の部品の位置決め、測定、検査が行えます。ラインスキャンおよびエリアスキャン画像取り込みオプションで、連続的に移動する、または移動しない対象物の画像処理をします。さらに、In-Sight EasyBuilder インタフェースで構成可能なビジョンツールのフルスイートは、業界全体の幅広いアプリケーションを解決します。
In-Sight 9000 は、高い解像度を持つため、大きな対象物を広い視野で画像を捉え、検査ができます。これにより、ビジョンシステムをコンベアから離れた場所に設置して、危険な装置から安全な距離を保つこともできます。
In-Sight 9000 は、大きな対象物や部品を扱うアプリケーションで複数のカメラを設置する必要がなくなります。1台のカメラソリューションであるため、In-Sight 9000 は、マルチカメラソリューションに比べて複雑性が軽減され、キャリブレーションの要件や、費用も軽減されます。オールインワンタイプの本体は、小型のため、スペースが限られた生産ラインにも設置が可能です。さらに、IP67 準拠の筐体は、外部にエンクロージャーが必要なく、システムへの液体および埃の進入を防ぎます。
1台の In-Sight 9912 スマートカメラは、金属製の家電ドアなど、大きな部品の画像を取り込みます。
In-Sight 9000 は、大きな対象物や部品を扱うアプリケーションで複数のカメラを設置する必要がなくなります。1台のカメラソリューションであるため、In-Sight 9000 は、マルチカメラソリューションに比べて複雑性が軽減され、キャリブレーションの要件や、費用も軽減されます。オールインワンタイプの本体は、小型のため、スペースが限られた生産ラインにも設置が可能です。さらに、IP67 準拠の筐体は、外部にエンクロージャーが必要なく、システムへの液体および埃の進入を防ぎます。
In-Sight 9000 には、コグネックスの業界をリードするビジョンシステムと、頑丈で高速かつ高精度の二次元パターンマッチングの業界基準である PatMax RedLine に代表される画像処理技術が搭載されています。HDR+ も採用している In-Sight 9912 は、ハイダイナミックレンジ (HDR) 技術の範囲を広げ、読み取り速度を損なうことなく画像全体のコントラストを強調します。
In-Sight 9000 の画像取り込み方法は、ラインスキャンとエリアスキャンの2種類です。
In-Sight 9902L ラインスキャンビジョンシステムは、大型、円柱型、または継続的に移動する対象物を検査する装置です。各ラインで 2,000 ピクセルを取り込み、32M画素 (16,000 ライン) の画像でビジョンツールによる詳細検査を可能にします。67,000 ライン/秒で各ピクセルラインを読み込み (15usスキャンレート )、高速生産ラインにも対応します。9902L は、対象部品の一部のみが見えれば良いため、視野や取付スペースが狭い場所への設置に適しています。
モノクロとカラーモードが使える In-Sight 9912 エリアスキャンビジョンシステムは、大型の固定された部品の検査に適しています。12MP 画素 (4096 x 3000 ピクセルpixel) を取り込む 9912 は、詳細画像で視野を損なうことなく高精度の測定および検査を可能にします。
| 9912 | 9912C | 9902L | ||
|---|---|---|---|---|
| 最小ファームウェア | 5.7 | 5.7 | 5.7.4 | |
| 画像の種類 | モノクロ | カラー | モノクロ | |
| イメージセンサの種類 | 1.1 インチ CMOS (3.45 μm² pixels) | 1 インチ CMOS (7 μm² pixels) | ||
| 画像解像度 | 12 MP (4096 x 3000) | 32MP (2048 x 16384 ソフトウェア設定) または 16MP ( 1024 x 16384 ソフトウェア設定) | ||
| 画像取り込み速度(最大) | 14 fps | 8 fps | 毎秒 66 K ライン (15us/ライン) | |
| メモリ | ファイルストレージ | 7.2 GB 不揮発フラッシュ (ジョブ), 8 GB Micro SD カード (ジョブ、画像、データ) | 14.8 GB 不揮発フラッシュ (ジョブ), 8 GB Micro SD カード (ジョブ、画像、データ) | |
| 処理 | 832 MB のSDRAM | |||
| オプション | レンズ | Cマウント | ||
| 照明 | 照明制御コネクタによる外部照明 | N/A | ||
| ビジョンツール | PatMax, PatMax RedLine, PowerGrid, Hotbars | |||
| I/O | ネットワーク | (1) ギガビットイーサネット (10/100/1000 Mbps) | ||
| 内蔵 | (1) トリガ、(1) 汎用入力、(2) 汎用出力、(2) 双方向入出力 | (1) トリガ、(1) 汎用入力、(2) 汎用出力、(2) 2相エンコーダ対応ライン入力 | ||
| 拡張 | CIO-MICRO, CIO-1400 | |||
| プロトコル | 一般 | TCP/IP, UDP, FTP, SFTP, Telnet, SMTP, RS-232 | ||
| 工業用 | OPC UA、EtherNet /IP(AOP)、PROFINETクラスB、iQSS、Modbus TCP、SLMP/SLMPスキャナ、IEEE 1588 (CIP Sync)、ロックウェルAOP、CC-Link IEフィールドネットワークBasic | |||
| 機械的 | 寸法 | 53.4mm (2.10 インチ) x 60.5mm (2.38 インチ) x 121.0mm (4.77 インチ) | ||
| 重さ | 400 g | |||
| 保護 | IP67 対応の筐体と C マウンロレンズカバー | |||
| 電源 | 24 VDC | |||
In-Sight 9000 ビジョンシステムは、EasyBuilder を搭載した In-Sight Explorer ソフトウェアで設定を行い、マシンビジョンの検査の様子をモバイルなどプラットフォームに依存しないデバイスで表示することができます。シンプルなポイント&クリックインタフェースを使用して、インタラクティブな Web ベースの HMI を構築し、Web ブラウザからネットワーク経由でリモートアクセスすることができます。オペレータは検査をモニタし、制御エンジニアはパラメータを変更し、工場管理者はパフォーマンス統計を見直すことができます。
In-Sight Explorer EasyBuilder は、プログラミング不要の直感的なインタフェースと手順に沿ったセットアッププロセスで、ビジョンアプリケーションを素早く設定できるよう案内します。EasyBuilder なら、初心者でもビジョンセンサを簡単にセットアップ、構成、インストールできます。
多くのアプリケーションは、EasyBuilder の直感的なポイント&クリックインタフェースで構築でき、ユーザーは In-Sight スプレッドシートを活用して、ビジョンツールや通信オプションに直接アクセスできます。スプレッドシートはプログラミングで非常に柔軟性の高い調整ができるため、どのようなビジョンアプリケーションにも確実に対応することができます。
In-Sight ビジョンツールは、画像を抽出および処理し、さらなるデータ分析および意思決定に役立てる機能で構成されています。In-Sight ビジョンツール:
ブロブツールは、グレースケールと同様の影を持つ特徴を検出します。ブロブは、不具合の大きさを判別したり、再現性のある影を持たない特徴を検索したりするのに役立ちます。ブロブは、モノクロおよびカラー画像で特定の色の量を判別するのに使用できます。
エッジツールは、部品の明暗の差を検出するのに使用します。エッジツールの結果は、距離の測定や、エッジの数を数える検査などに使用できます。エッジは、円や弧の検出および測定にも使用できます。InspectEdge ツールは、部品のエッジを追跡して不具合を検査します。
傷検査ツール(収縮キズ、表面キズなど)は、部品の輪郭および面積を検査するのに使われます。この高度な技術は、様々な照明および部品の外観検査に使われています。
幾何学ツールは、シンプルなポイント・アンド・クリックで重要な部品の寸法を測定します。角度、弧、直径、距離を実際にキャリブレーションして、正確かつ再現性のある結果をもたらします。
ヒストグラムは、明るさに基づいた部品の特長検査およびモニタリングに使われています。
In-Sightは、業界をリードするバーコード読み取りアルゴリズムであるPowerGridとHotbarsを備えており、挑戦的なダイレクトパーツマーク(DPM)コードを含め、1Dおよび2Dバーコードの最高の読み取り速度を達成するのに役立ちます。
高度な画像フィルタリング機能は、他のビジョンツールで次の処理を行う前に、特徴を強調する、あるいは部品の特徴を取り除くのに使用します。カラーカメラの場合、24ビットのトゥルーカラーフィルタが利用できます。
OCV/OCR ツールは、画像の文字を光学式文字認識 (OCR) および光学的文字検証 (OCV) で分類、抽出、検証します。フォント教示ツールは、低コントラストまたは複雑な背景上に不規則に配置された文字を正確に読み取ります。
ほとんどの画像処理アプリケーションにおいて最初に行われる作業は部品の位置を正確に判断することです。PatMax RedLine に代表されるコグネックスの業界をリードするパターン照合技術は、回転、範囲、照明が異なっても、今までにない精度と繰り返し性を実現します。
Color PatMax RedLineは形状と色を基に位置決めを実行するため、モデルの位置決めだけでなく、登録済みモデルの特定の色を検出することが可能です。このツールはさらにロバストなパターン検出モデルを生成するため、カラーイメージを用いて動作します。
カラーツールは、色データに基づいて対象物を特定および検査します。カラーツールは、存在する色のピクセル数、あるいは1 色または複数の色のピクセル数を判別します。高度なカラービジョン技術は、従来のカラー画像処理ツールでは問題の要因となる照明にばらつきがある場合でも、高い精度を保ちます。
手動で調整された高性能レンズは、レンズのサイズ、絞り、フォーカスにおいて最大の柔軟性を提供します。視野全体で均等な解像度を実現することで、最も幅広く使用されるレンズとなっています。
IP67 準拠の C マウントレンズカバーは、厳しい環境での保護を実現し、幅広いレンズをサポートします。遠距離用の 30 mm 拡張レンズも用意しています。これには Cマウントカバーを利用することが可能です。
X コード、パワー I/O、外部照明ケーブルが使えます。
I/O 分岐モジュールを使用すると、In-Sight システムを電源、取り込みトリガ、出力、およびシリアルデバイスに簡単に接続できます。I/O 拡張モジュールを使用すると、In-Sight システムで利用できる入出力点を増やすことができるほか、RS-232 ハンドシェークにも完全に対応します。