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■WIL (株式会社ファースト)

マルチコア時代の新・画像処理ライブラリ


WILはVisual Studio 2005 及び 2008に対応しておりネイティブ C++ または .NET Framework 2.0 (C++/CLI,C#,Visual Basic) を利用した画像処理アプリケーションプログラムの開発を支援するクラスライブラリ 群です。従来から培った画像処理技術を包含しながら、新しい技術を取り込み発展させ、使い勝手や開発効率を向上させた画像処理ライブラリです。

    

クラスライブラリの採用

Windowsアプリケーションの開発で広く使用されているVisual Studio 2005 及び 2008 に対応しており、ネイティブ C++ または .NET Framework 2.0 (C++/CLI,C#,Visual Basic) を対象としたクラスライブラリを採用しています。オブジェクト指向的なプログラミングが可能であり、再利用性が高く、開発効率を向上できます。

柔軟な画像管理メモリの採用

画像サイズおよびビット深度を可変とし柔軟性を持たせています。これにより異なる画像入力ボード(カメラ)の接続が可能となっており、空間フィルタ処理などは多ビット画像にも対応しています。また、外部で確保されたメモリをWILの管理メモリとして取り入れる機構を持ち、他社製画像入力ボードとの組み合わせも容易です。

GUI機能の分離(GUIライブラリの提供)

画像処理のクラスライブラリにGUIは含めず分離しています。GUI機能部分はソースの提供を行いますので、開発者(利用者)はGUIライブラリをベースに自由な機能拡張ができます。

カメラ設定ファイルの採用

対応カメラの設定情報を別途ファイルとして提供します。これにより迅速なカメラ対応が可能になります。

画像処理アプリケーションソフト作製が容易に

画像処理操作を統一し、どのクラスも同様の使用方法で取り扱えるようにすることで、ユーザ・アプリケーションプログラム作製を容易にしています。

マルチスレッド環境への対応

WILは再入力可能(リエントラント)なコードになっています。よってアトミック性が確保されていれば(WIL自身はデータの相互排他制御を行っていないため、ライブラリを使用するユーザー側が相互排他を行えば)複数スレッドで使用することが可能です。

マルチコアへの対応

PCの性能を最大限に利用し、画像処理機能の高速化が計れます。

FV2210-XPe,FV2310-XPe,FV-3010-XPで実行可能

一般市販PCのみならず、FV2210-XPe,FV2310-XPe,FV-3010-XPにもWIL対応品を用意していますので、WILを使用して開発したアプリケーションをそれぞれの装置上で実行することができます。




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