高性能フレームグラバ
■ Genesis-LC (Matrox)



Genesis-LC外観



【概 要】

Matrox Genesis-LC は産業・科学及び医療産業で使用されるあらゆる種類のカメラに幅広く対応する柔軟な入力系を備えたフレームグラバボードです。



【特 長】

入出力系の特徴
Matrox Genesis-LC は高性能I/Oを目指して設計しました。Matrox が独自設計したVIA (Video InterfaceASIC)は画像データを直接オンボードのWRAM に書き込みながらリアルタイムにPCI バスを通してホストRAMに書き込むインテリジェントコントローラーです。これにより、表示と画像処理が同時に可能になります。
VIA はさらに強力なイメージ処理を行いホストRAM や表示メモリーに書き込むことが出来ます。入力と同時に切り出し、ズーミング等がリアルタイムに実行されます。
進化した表示系
オンボードの表示部により、Matrox Genesis-LC ではVGA カードや追加のPCI スロットは不要になっています。
画像のライブ表示を行うために他のフレームグラバでは二つのデータの行き来のためにPCI バスに余分な負荷がかかりますが、Matrox Genesis-LCではPCI バスを浪費することなく処理と高解像度の表示を同時にサポートしています。さらに、表示部では二つのフレームバッファによりテキストとグラフィックのオーバーレイ表示を可能にしています。
ホストCPUの有効利用
Matrox Genesis 画像処理ボードファミリの一つとして開発されたMatrox Genesis-LC は、今日の強力なホストCPU により解決可能なアプリケーションに向いています。