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■2色式熱画像カメラシステム Thermera
(株式会社ノビテック)


【事例紹介】

◆ディーゼルエンジン燃焼の温度計測

可視化エンジン内の燃焼状態をガラス越しにハイスピードカメラで撮影、燃焼温度をThermeraで計測しました。ハイスピードカメラと組み合わせることで、このような高速現象の燃焼温度分布が計測可能です。
システム構成:Thermera+ハイスピードカメラ Phantom V
温度域  :1300-2500℃
フレームレート:10,000コマ/秒
【使用機材】ハイスピードカメラ Phantom V (撮影条件)撮影速度:10,000コマ/秒
2色式温度計測ソフトウェアThermera (撮影条件)温度域:1,300-2,500℃

◆電球のフィラメントの温度計測

ガラスに囲まれたランタンの中心部にある、フィラメントの温度分布を計測しました。ガラスや煙のような半透明物質は、補正せずに透過して計測することが可能です。
撮影機種:Thermera seen
温度域  :1,000-1,750℃
【使用機材】2色式熱画像カメラシステム Thermera (撮影条件)温度域:1,000-1,750℃
フィラメントの温度計測


◆レーザー溶接の溶融池の温度計測

レーザー溶接中の母材の溶融池から凝固部にかけての温度分布を計測しました。母材の状態が固体・液体、酸化被膜の有無に関わらず、放射率の補正をせずに温度分布を計測することが可能です。
撮影機種:Thermera NIR
温度域  :800-1,900℃
【使用機材】2色式熱画像カメラシステム Thermera (撮影条件)温度域:800-1,900℃
レーザー溶接の溶融池の温度計測


◆鉄鋼の鋳造時の温度計測

炉から出た鋼材の温度分布および変化を計測しました。
撮影機種:Thermera-seen
温度域  :1,000-1,300℃
【使用機材】2色式熱画像カメラシステム Thermera (撮影条件)温度域:1,000-1,300℃
鉄鋼の鋳造時の温度計測


◆2種類の金属の通電加熱

炉内で加熱された2種類の金属の温度分布を計測しました。Thermeraは、このように放射率の異なる物質の温度を同時に計測する事ができます。
撮影機種:Thermera-Ingas
温度域  :300-1,000℃
画像(左):Thermera-InGasによる実画像
画像(右):カラーテーブルで表示した熱分布画像
【使用機材】2色式熱画像カメラシステム Thermera (撮影条件)温度域:300-1,000℃
2種類の金属の通電加熱


◆レーザー加工時の材料の温度計測

レーザー照射後の金属の温度を計測しています。瞬間的に温度が上昇し、急激に冷めるため20,000コマ/秒で撮影しています。母材の材質に関わらず、放射率の補正なしで温度計測が行えます。
撮影機種:Thermera HS
温度域  :2,000-3,300℃
【使用機材】ハイスピードカメラ Phantom V (撮影条件)撮影速度:20,000コマ/秒
2色式温度計測ソフトウェアThermera (撮影条件)温度域:2,000-3,300℃

◆ヒーターの温度計測

通電式ヒーターの温度を計測しました。場所によって温度ムラがあることがわかります。
撮影機種:Thermera NIR
温度域  :500-900℃
【使用機材】2色式熱画像カメラシステム Thermera (撮影条件)温度域:500-900℃
ヒーターの温度計測


◆高周波加熱

金属を高周波加熱した様子を温度計測しました。サーメラは放射率補正が不要のため、異なる種類の金属も同時に計測が可能です。
撮影機種:Thermera NIR
温度域  :500-800℃
【使用機材】2色式熱画像カメラシステム Thermera (撮影条件)温度域:500-800℃
高周波加熱



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