テレセントリックレンズ

レンズの主光線がレンズ光軸に対して平行であり、同軸落射照明を要する場合の大半がこのレンズを使用します。被写界深度方向の寸法計測で数値変動が少なく、高精度計測に向きます。結像位置での被写体の光学像の大きさは、レンズから被写体までの距離（ＷＤ）には影響しないという大きな特徴があります。

近年、イメージセンサーの動きは大きく変化しており、その中でもピクセルサイズの極小化とセンサーサイズの大型化という大きくは2つの流れがございます。これらはともに画素数を増やすことでより解像力の高い画像にすることからきております。

ピクセルサイズを小さくすることで、同じセンサーサイズで画素数を増やすことができますが、１画素で受光できる面積も減りますので、レンズ側はそこに集光できるように分解能が高いレンズが求められます。

また、ピクセルサイズはそのままにセンサーサイズを大きくすることで画素数を増やす場合レンズのイメージサークルを大きくする必要がございます。

これらは、画素数という言葉でひとくくりで扱われやすいですが、大きく違う意味を持っております。「ピクセルサイズとセンサーサイズ」当社はそれらに合わせたラインナップを展開しております。

APT シリーズ

VS-TC シリーズ