シミュレーション・ソフトウェア「OMNEST」は、世界中の研究開発部門や調査部門、技術部門で利用されています。このソフトウェアにより、アーキテクチャー設計から無線/有線のプロトコルやネットワーク、キューイング等をベースとするシステムまで、さまざまなシナリオや設計の選択肢を検討することができます。
Eclipseベースの統合シミュレーション環境においてシミュレーションを構築、評価し、ソフトウェア製品にシミュレーションを組み込むこともできます。
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パフォーマンスのモデル化
キューイングまたはリソース割り当て型のモデルでパフォーマンスを評価
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アーキテクチャー検証
高度なシミュレーションでシステムのアーキテクチャーを最適化
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ネットワーク・シミュレーション
有線/無線、アドホック、センサーのネットワーク・プロトコルとネットワークを設計・評価
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OpenSceneGraph による3D表示 (OMNEST 5.0でリリース予定)
屋内、屋外(都市/地形)、衛星シミュレーションなどに最適
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統合開発環境(IDE):
Eclipseベースの統合シミュレーション環境においてシミュレーション・モデルを設計・評価し、バッチ処理に最適な単純なコマンドラインから、デバッグやデモに利用できる高度なグラフィック・ユーザーインターフェースまで、さまざまなインターフェースで実行することができます。Eclipse MarketplaceやEclipseプラグイン・サイトのソフトウェアを利用してIDEを拡張することもできます。
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拡張性、SystemC、HLA:
C++や入念に設計されたシミュレーション・ライブラリーにより、OMNESTのシミュレーションはきわめて効率的に実行することができます。シミュレーション・モデルは、並列分散シミュレーションで実行することもでき、シミュレーションの高速化やメモリー要件の分散が可能です。
リアルタイムの実行とエミュレーション(ハードウェア・イン・ザ・ループ)もサポートされます。OMNESTとSystemCの統合能力により、パフォーマンスを損なわずにSystemCで記述されたプログラムを直接組み込むことができます。OMNESTのシミュレーションはHLAフェデレーションでも利用できます。
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● | 高い効率性
OMNESTのシミュレーションは、豊富なシミュレーション・ライブラリーにもかかわらず迅速に実行でき、かつ優れた拡張性を備えています。
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● | 短期間での学習
C++に関する知識が若干必要ですが、プログラミング・モデルとAPIを簡単に選択し、短期間で成果を上げることができます。
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● | 優れたコミュニティー
OMNeT++には巨大なユーザー・コミュニティーがあり、インターネットで多くの情報を入手できます。問題があればWebで検索してすぐに解決することができます(独自ツールの場合は販売資料しか入手できません)。
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● | コンポーネント・モデル
シミュレーション・モデルは理解と維持が容易で、予想外の方法で組み合わせることができます(コンポーネントはC++レベルでは相互に直接作用せず、メッセージなどのOMNESTが提供する手段でのみ相互作用します)。
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● | 無制限
シミュレーターとモデルは予想外の方法で拡張することができます。他のシミュレーターや外部のシステム、並列シミュレーション、エミュレーションと接続し、思いがけないシナリオが生まれる可能性を秘めています。問題が発生してもソースコード全体を調査してデバッグすることができます。
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